「シルバー事件」がHDリマスター&英語ローカライズ化され,PC向けに全世界で今秋配信

2016年05月07日 11:06
 アクティブゲーミングメディアは本日(2016年5月6日),グラスホッパー・マニファクチュアの原点となるミステリーアドベンチャー「シルバー事件」のHDリマスター版を,今秋,PLAYISMとSteamを通してPC向けに全世界配信すると発表した。
 
 
 グラスホッパー・マニファクチュアと言えば,「NO MORE HEROES」や「LOLLIPOP CHAINSAW」,さらには2016年内の発売を目指して開発中の「LET IT DIE」など,最近ではアクションゲームが目立つデベロッパだ。だが,その原点には1999年にPlayStation向けに発売された「シルバー事件」が存在する。
  
※左がPlayStation版の画面,右がHDリマスター後の画面
 
 「シルバー事件」は,「24区」で起こる連続猟奇殺人事件の真相を暴くべく,公安特殊部隊の隊員としてストーリーを進めていく,アドベンチャーとビジュアルノベルの融合した作品だ。そんな同社の処女作となった作品が,雰囲気はそのままにグラフィックスを強化して再登場,しかも,英語ローカライズも行われて全世界へ向けて発信されるのだ。
 
 ビジュアルが強化された本作がどのように生まれ変わるのか,今から楽しみに待つことにしよう。
  
※HDリマスターにともない,UIも刷新される
 
●登場人物たち
  
    
『シルバー事件』
HDリマスター版、2016年秋にPCで全世界配信決定
株式会社グラスホッパー・マニュファクチュアは、1999年にリリースした『シルバー事件』をHDリマスターし、Steam/PLAYISM 他PCプラットフォームで2016年秋に全世界へ向けて配信開始することを発表いたします。
 
『花と太陽と雨と』、『killer7』、『ノーモア★ヒーローズ』シリーズ、『ロリポップチェーンソー』をはじめ、現在『LET IT DIE』の開発を行う須田剛一 / SUDA51の原点と言うべき作品であり、株式会社グラスホッパー・マニファクチュアの処女作でもある『シルバー事件』のリマスター版を2016年秋よりPCプラットフォームで配信いたします。
 
今回のリマスター版では、1999年にPlayStationで配信された『シルバー事件』の空気感をそのままにHDリマスターを行うとともに、英語ローカライズを実施。ついに『シルバー事件』が全世界のSUDA51ファンに届けられます。
 
●シルバー事件とは
1999年、「24区」。謎の連続猟奇殺人発生。
24署凶悪犯罪課の刑事たちは、ある犯人像──20年前に発生した「シルバー事件」において政府の要人たちを次々と暗殺したと言われている伝説の殺人鬼・ウエハラ カムイに行きあたる。
だがカムイの実像を知るものは誰もいない。
果たしてカムイは復活したのか? そして、伝説の殺人鬼・カムイとは何者だったのか?――
 
プレイヤーは、公安特殊部隊「リパブリック」の隊員である主人公をFPS 視点で操作することになります。数々の謎を解き、奥深いストーリーを少しずつ明らかにしていくという、アドベンチャーゲームとビジュアルノベルを融合したスタイルで、新鮮かつ独特な体験をプレイヤーに提供した作品です。
 
●須田剛一からのコメント
皆さんとの約束でありグラスホッパーの悲願であるシルバー事件のHDリマスター版が、 遂に発表できる事となりました。
 
1999年に発売されたシルバー事件は、世界発売することなく今日に至りました。
皆さんとのもうひとつの約束、シルバー事件の英語バージョンも今回実現することになりました。プラットフォームは、STEAM、PLAYISM、他です。
 
2016年秋、シルバー事件が帰ってきます。
2016年は、LET IT DIEとシルバー事件を応援してください。
 
須田剛一

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